こんにちは、黒糖です。
今回読んだ本はこちら
正直、情報量としては少ないですが、本当にインフラが何もわからないって方は一度目を通しておくといいかもしれません。
以下、要約です。
【1】インフラの構築、保守、運用を行う人たちをインフラエンジニアと呼び、①ネットワークの設計・運用・監視②サーバの構築・運用・障害対応③パフォーマンスのチューニング などを行う。
【2】RHEL(Red Hat Enterprise Linux)はRed Hat社が提供するOSで、企業向けのLinuxディストリビューション(頒布形態)のこと。最古参のディストリビューションの一つで、手厚いサポートと抜群の安定感から、日本国内において圧倒的シェアを誇る。
【3】CentOSは、RHELとの完全互換を目指している無償のLinuxディストリビューションで、CentOSプロジェクトより提供されている。現在はRed Hat社が支援しており、無償ではあるが安定感はお墨付き。
【4】IT系の開発現場では、開発環境のサーバはCentOSで本番環境のサーバはRHELといった使い分けが主流。
【5】Windows Serverは、Windowsのサーバ版であり、多くの人にとって使い慣れたUIでの操作が可能。RHELと比較しても負けない安定感はあるが、コストの面で大きく劣る。
【6】HP-UXは。HP社が提供するUNIX系のOS。圧倒的な信頼性を誇る反面、コストが他のサーバOSと比較して大きく膨れ上がる。特に重要なDBサーバをHP-UXで、その他のサーバをRHELというのも主流。
【7】モデムはアナログ通信とデジタル通信を相互に変換する装置。ADSLなどの電話回線はアナログ信号であるため、モデムを介してデジタル信号に変換しないとインターネットに接続できない。
【8】VMware Playerは、古くから利用されている仮想化ソフトウェア。設定が比較的容易で、手軽に仮想サーバを構築可能。Mac環境では使用できない。
【9】VirtualBoxはOracle社が提供する仮想化用ソフトウェア。設定が困難であるが多くの機能を提供。Windows環境だけでなく、MacやLinuxでも使用可能。
【10】Dockerは「コンテナ型」と呼ばれる仮想化技術を搭載した製品。「コンテナ」という小さな単位で仮想環境を動作させるため一つ一つが軽量で高速。環境設定ファイルさえあればどこのDocker上でも動作可能。必要リソースが少ないため多くのコンテナを立ち上げられる。
【11】コンテナオーケストレーションツールは「複数のコンテナのデプロイやスケーリングを自動化する」ためのソフトウェアで、「多数のコンテナの運用を一元管理する」ことが可能。
以上、よろしくお願いいたします。