こんにちは、黒糖です。
実は上映開始1日後に鑑賞したのですが、今更レビューしておきます。
まず、前作が「君の名は」で一躍有名となりました、新海誠監督の最新作ということで、満員御礼が予想されました。主題歌も引き続きRADWIMPSが担当し、期待も高まります。
結論から述べましょう、「イマイチ」でした。
何が、イマイチだったか?
最も大きなところは、主人公の「帆高」が「陽菜」のために、すべてを犠牲にしてでも!!みたいな描写が数多くあるのですが(銃を発砲したり、明らかにガラの悪いあんちゃんに歯向かったり、そもそも警察から逃亡します)、「好き」という感情が、その行動力を生んでいることはもちろんわかります。ただ、我々大人は、たとえ愛する人のためでも、そこまでの行動は起こせないのですよ。
これが「イマイチ」だった理由の最も大きいところですね。世界と彼女で、彼女を選択するなんて。。。
ファンタジー青春物だとは理解しておりますので、多少は目をつむりますが、ちょっと度が過ぎてしまっていたかなと。。。(さんざん面倒を見てくれた須賀さんへのあの態度もイラっときました。)
今、ネット上ではさまざまな考察がされており、非常に人気の高い作品かとは思いますが、私個人的には、伏線の回収も、主人公の行動理由も「イマイチ」であったと判断させていただきます。
P.S 映像のきれいさと、RADWIMPSさんの音楽はとても素晴らしかったです。